エナジーアライブとの出会い

私がこのテクニックに出会ったのはハワイ留学中の事です。

当時私は学校のクリニック（学校直営のマッサージサロン）で一般のお客様を相手に実技実習を重ねていました。

おかげさまで指名も増え、毎日忙しくしていました。

私はもともと『吸収しやすい体質』体質と言われておりましたが、ある時から急に、物凄く吸収するようになってしまったのです。

何を吸収するかというと、お客様の【お疲れエネルギー】です。

クリニックでのお客様の担当は、指名以外はランダムに来た順に振り分けされていくのですが、物凄く吸収するようになってからは、

実際にご病気の方（リラクゼーションサービスなので治療はしないのですが）

事故後まだ間もない方

精神的ダメージが大きい方

などが毎日3～4人続き、私は毎晩トイレで嘔吐と下痢を一度に迎え、トイレで失神し朝目覚める。という生活が日常になりました。

今思えば、身体の中にたまったダストエナジー（不要なエネルギー）を身体がなんとかして外に出そうとして、嘔吐や下痢といった形で排出させていたのでしょう。

そんな生活が一ヶ月続き、【このままだと死んでしまうかもしれない】と切実に感じ始めました。

私は前々から予定があって、2週間ほど日本に一時帰国することになっていたので、

今の私に役立ちそうな本をアマゾンで10冊ほど見繕って実家に送っておきました。

帰国後、注文していた解剖生理学の本、セラピストの心得本、心理学の本、そしてエネルギーや気の本を必死で読みました。

その中で私は【クォンタムタッチ】というテクニックの本に触角が動き、その本の最後に

『著者のリチャードゴードンが最も信頼する講師ヘンリ・ファージェル』

と記載されている女性が目に留まりました。

しかも彼女はハワイにいるというではないですか！

速攻で彼女のことを検索し、彼女のオフィスを調べたら・・・なんと私のハワイのアパートから、たった2ブロック先に彼女のオフィスがありましたっ！

もうこれは絶対に運命だ！と思い、即メールを出してハワイに戻ってすぐ、彼女のセッションを受けました。

ヘンリさんは立ち姿がまるで菩薩様のようで、もう、彼女を見るだけで癒されてしまうような、とても優しい雰囲気に包まれた女性でした。

ヘンリさんはとても丁寧にカウンセリングしてくれて、実際にクォンタムタッチをしてくれました。

立っている私から遠く離れて、「いい？」と私に声をかけると、私の腰の辺りがもぞもぞと動いて、なんと、私の骨盤のゆがみが取れてしまいました！！！

私がびっくりしていると、次に彼女はソフトなタッチで私の腕に触れ、足に触れ、

「こうやってストレスを出していくのよ」と私の身体に優しく触れていきました。

時折ピリピリとした電流が走るような感覚があったり、その瞬間に「ほらね、ここよ」と言われると、

その電流がすーーーーーっと私の腕や足を通って指先、爪先から流れ出ていきました。

その後は身体がとても軽くなっていきました。

一体何が起こっているんだろう。。。

優しく身体に触れられているうちに、涙が後から後から流れていきました。

とても不思議な出来事でした。

私はできればヘンリさんのところで学びたい旨を伝えると、

「最初に骨盤のバランスを整えたのがクォンタムタッチ。今行ったのはエナジーアライブと言って、私が作ったヒーリングテクニックよ。クォンタムタッチはどちらかと言えばエネルギーを入れていく方。今のあなたには、いらないエネルギーを出していく、こっちのテクニック（エナジーアライブ）の方が必要だと思うわ。」という助言をもらいました。

翌週もう一度ヘンリさんのセッションを受け、

詰まりまくっていた箇所を流してもらい、身体の爽快さを実感しました。

私はこのエナジーアライブで、セルフヒーリングやもっとエネルギーのことを学んでいくことが私にとってとても大切なことだと実感したので、ヘンリさんの元で半年間のレクチャーを受けることにしました。

エネルギーは振動し、共鳴し合う。。。

多分今まで私に蓄積されていた【お疲れエネルギー】が満タンになってしまって、私自身の発しているエネルギー振動そのものが【お疲れエネルギー】になったのでしょう。

どんどんこの【お疲れエネルギー】を吸い取りつつ、そういうエネルギーを持っている方をどんどん引き寄せていく、というスパイラルにハマっていたわけです。。。

そっか、だから私はちょっとハードなお客様が続いちゃってたのか。

と、ひとつ謎が解けました。

自分のセルフケアをしっかりし、少しハードなお客様をさせていただいた後も、そのエネルギーを外に排出することで不思議と連続することはなくなりました。

私の【トイレで朝を迎える生活】もめでたく幕を閉じました(笑)

おかげさまでそれからは快調で、学校を卒業するまでリクエストは増え続け、卒業・帰国の際はお客様と共に涙しながら記念撮影をしたりと、惜しまれながら学校を卒業することができました。